ぷらいべいと
どうも口が軽い。
というか、日に日に口が軽くなってくる。
ほら、よくあるでしょ、子供がお出かけする前に
近所のおばちゃんとかに、今度いついつにどこどこいくのー!
なんて、自慢げに言うじゃない。
あれって、おばちゃんに、いやー、うらやましいわーとか
いいなぁ、おばちゃんも行きたいなぁとか、言ってもらいたんだろう。
テンションが上がってくると、だれかれかまわず言っちゃうってやつです。
同じ現象が僕に起きている。
会社で一番若いT君に今日も自慢たらたら。
「おい、T君。来月さぁ名古屋のホテルを予約したんだよ。」
「あそちゃんさん、出張入ってましたっけ?」
「いやいや、プライベートよ、プライベート!
ぷらいべいと、じゃないよプライベート!」
「なんかあるっすか?」
「うんまぁね、誰にも言うなよ。実はコンサートなんだよ うんうん。」
この時点でT君は、察しを付けて仕事に戻っていきました。
おいおい、まだこれから自慢話が始まるのに。
自分でもまずいと思うのです。
行くんだって言っちゃった以上、帰りに新幹線口で
赤福くらいは買ってこないといけない羽目になるのは
明白なのです。
しかし、おじさんの自慢話に、T君他はおばちゃんのようには
うらやましいわーとか、行きたいなーとかは、言ってくれません。
言ってほしいわけではないのです。
ただね、コンサートの話の先を話させてくれよって思うのです。
じつは、これこれこういうわけで、行けることになって
ほらぁ、厄除けのお祓いに行っただろう、あれが良かったんだよーとかね。
ライブの楽しみ方は人それぞれ。
十人十色、百人百様。
とにかく歌ってる拓郎が見れるだけでいいとか
ライブのあの総立ち感がいいんだよとか
ライブ後のあの余韻がいいよいんのよ とかね。
僕は、始まるまでの緊張感が好きです。
正直、今の拓郎さんのパフォーマンスには
それほどの期待はしてないのです。
ただ、おじいちゃんになった拓郎さんが
まだステージに立とうという心意気が好きです。
それを、話したいのに、全く最近の若いやつらときたら!
宇都宮も無事終わったようで、よかったですね。
さて、次回は懐かしのMちゃんの話でも。
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