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2024年7月11日 (木)

半田先生(改訂版)

おいおい!拓ちゃんよぉお!話がちげぇよ。そう云うのやんないって言ったじゃんよぉ。

なにが、”ラジオの青春”だよ。まるっきりNHKのFM番組みたいなタイトルじゃんか。

あんだけ、ネットがどうの、勝手なブログがどうのって騒いどいてだよ。

しかも、これが最後で保存するなとか、ほざいといて、そりゃぁねぇだろうよぉ。

えぇえ拓ちゃんよぉ。

と、僕は思うよ。一度発表したんだから、それを貫かなきゃね。

まるっきり、道路を逆走するPウスに乗るやばい老人だよ。

僕は、このブログに反対する。やっちゃだめだ。一度あぁ宣言したんだから。

ファンとして男として許せない。うん、許せない。

 

種村直樹さんと言うもうとっくに亡くなられたが、有名なレールウェイライターがおられた。

その方が、読者と一緒に日本の海岸線をぐるっと一周するという企画があって

まぁ、一気にと言うわけではなくて、ちょこちょことね

その時その時違う読者が一緒に回るという、のんびりとした企画です。

で、以前種村氏は「長万部駅のカニ飯はまずい」と書いていたことがある。

そして、日本一周旅も北海道に入っって函館から苫小牧の途中、種村氏は

有ろうことか、この長万部のカニ飯を予備に購入していたのだ。

それだけならよい。しかし、道中列車の乗り継ぎの関係でどこの駅だったか忘れたが

何時間も待つ羽目になる。しかも、駅前には何もない。そこで種村氏は

予備で購入していたカニ飯を食べようとしたその時だ。

同行していた読者の一人が、猛然と抗議したという。

「僕は種村さんが、”長万部のカニ飯はまずい”と書いていたから買わなかったんです」

「なんで、あんなこと書いておいて自分だけ買ったんですか!」

そりゃ怒ると思う。これには種村さん平謝りだったそうな。

 

そういう事だよ、拓ちゃんさぁ。君の一番悪いところだ。

そして、僕が君の友人として、受け入れがたい部分がそれだ。

しかし、一つ白状しておくとだ。

つま恋に行こうと画策していた時、一人だけその計画を相談していたのは

音楽の半田先生だ。50代の小柄な女性の先生は、その体からは想像もつかない

パワフルな授業をしてくれた。実技では、何でもいいから点数をくれた。

でかい声ならOKなのだ。音楽は恥ずかしがっちゃだめだ。ヘタとかはないんだ。

楽器に触れること、音を出すこと、そして声を出して歌うこと。

初めてソロで、みんなの前で歌ったのも先生にやらされたからだ。

ありゃ、シンシアの曲だったな。

半田先生は、音楽のジャンルを否定しない先生だった。

吉田拓郎も、モーツアルトも同じレベルで考えてくれた。

拓郎?あぁいいじゃない、行ってこい行ってこい、内緒内緒ね。

いつも人生を変えるのは、音楽の先生だったという事さね。

でも、ばれてたのは、あれって先生ですよね。・・・まぁいいですけど。

 

些細なことで喜んではいけない。

筋を通すときは通す。それが人間さね。

 

せめて、このべたなタイトルは変えて欲しい。

 

あっ!わかった。これまた出版してひと稼ぎ!

そうか納得したよ。

 

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