みゆきさんは変わらない。
「新・プロジェクトX」だそうだ。初回から見ているので
ダメを出そう。司会がダメだ。軽すぎる。内容がいまいちだ。
元祖は、もっと深堀してた気がする。司会の二人は、特に
女性アナの森花子さんは、この番組に似合ってない気がする。
じゃぁ誰だ?と言われれば、やはり膳場貴子さんだよな。なんというか
以前はもっと、格調が高かった気がするんだよね。なんかね、”新”がついたら
お手軽ドキュメンタリーチックなんだよな。こっちが見たい知りたいのは
もちょっと奥なんだよって思ってしまう場合が多い。ゲストの当事者も以前より
テレビ慣れしてるみたいで、そういう雰囲気出さないで欲しいと思う。
”シン”じゃなくて”新”なんだから。変わらないものは、中島みゆきさんだけだった。
とは言いつつも、嫌いな番組ではないので、いつも見ている。前回は隠岐の海士町だった。
財政破綻寸前から、町長以下町役場一体になって難関を乗り切った内容だ。
少し感動した。思うところあり。
都万の秋に誘われて、隠岐も何度か訪れたけれど、あの後から大変なことになったんだと思うと
複雑な心境。もっとも、海士町には行ったかな?と言う感じの記憶。他の島の
思い出はいっぱいあるけれど、海士町にはそれほどない。
な~んてことを考えてたら、ふと思い出さずにはいられない。
一人ぼっちの都万の宿の夜。陽が落ちる前にお開きになった漁師の宴会。
食事が終わると誰もいなくなる宿。防波堤の突端の赤と青の灯台の光が
部屋の窓から飛び込んできた夜。
もう今は、あんな体験はできないんだろうけど、もう一度行ってみたいと思う。
新プロジェクトXよ、お前のおかげで、僕の旅心に火がついた。責任取ってもらいたい。
行こう。
いろいろあって、6月で今の仕事を終えることにした。
腰の具合がよろしくない。それは、そろそろ引退せよという啓示だろう。
とはいっても、年金だけで生きて行くのはちょっと辛いので
アルバイトくらいはしようと思う。何やろうかな?_
まだできるけど、そこいらが引き際だ。
あぁ、これって拓郎さんの教えじゃん。
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