恋の歌
最初に今回の結論から申しますと
「拓郎さん!どうせ作るなら人生の歌はもういいよ。やっぱり恋の歌を作ろう。」
であります。
何年か前のインタビューで、年甲斐もなく堂々と「恋していたい」だったか
「恋の歌を歌っていたい」だったか、そんなことを言っていましたよね、確か。
なぁにをいまさら言ってやんでぇ・・と正直なところ思いましたよ。
しかし、ah-面白かったで一応過去を振り返るイベントが終わった2024年。
この新たな歩み出しに何を歌うか。何を作るか。それはユーミンや小田のような
きれいごとの若作りの恋の歌ではなく、年寄りも胸にきゅんと来る瞬間があるんだと
そういう新たなジャンルの恋の歌を作るべきだと、僕は提案したい。
恋に慣れた恋の歌ではない。無骨なオッサン(まぁおじいさんでもいいけど)の
無骨な胸キュンな恋の歌。できればドラマか映画とタイアップが望ましいのだが。
なぜそう思うのか。
実は僕も今ドラマに嵌っている。
前回、年に何度か「人生を語らず」を無性に聞きたくなると書いた。
それと同じような感覚で、何年かに一度見たくなるドラマがいくつかある。
そのためにDVDを揃えたものもある。例えば「動物のお医者さん」
これは、相当前になぜ面白いかを、ブログにアップした記憶がる。
何年かに一度、「ハムテル」を思い出し、庭の猫を「チョビ」と呼ぶ。
なぜ、見たくなるか‥それはちょっとお話しできないので残念だ。
「獣医ドリトル」も同じくだ。
「傷だらけの天使」も忘れかけると見る。
そうそう「前略おふくろ様」も見たくなる、3年に一度くらい。
最終回で「かすみちゃーーん」と叫びながら、追いかけるシーン。
あのあと、追いついたんだろうか?ヘチマコロンなんて実際あるとは思わなかった。
いや、そうじゃないんだよ、嵌っているドラマ。
去年の夏にテレ東ドラマ24枠で放映されてた「初恋、ざらり」なんだよね。
Youtubeなんかで「初恋、ざらり」と検索すれば、各回の予告編やらショート動画が
出てくるので、試してみるもよし。
ある日、おすすめ動画でいきなりこのショート動画が現れ始め、なんか面白そうと
調べたら無料配信も終わっていて、見られるのはU-NEXTなんかだった。
無料お試し期間なので、一話から十二話まで一気に見ちゃったよ。
軽度の知的障害のある二十五歳の女性と三十五歳の「普通」のおっさんの恋物語。
これがねぇ、おじさんはハマったよ。あらすじとか書くと長くなっちゃうんで
検索してくれ。興味あのある方は。
はまってヘビーローテに見るのは、「やまとなでしこ」以来かもしれん。
つまりね、こういう若い人の恋物語に、けっこう”キュン”とする心があるわけだ。
あぁ、こういうの忘れてたなぁ、と言う感じ。
ドラマはあくまでドラマで、現実に照らし合わせるとかなり無茶苦茶な設定なんだけど
それでも、没入感と言うかね、非日常の中に誘い込まれて感情移入してる。
いくつになっても誕生日はうれしい。
そして、いくつになってもココロは枯れない。
身体より老けたココロなど持つなってやつです。
最近、ようやくあのインタビューでの堂々と”恋歌”宣言の吉田拓郎を
理解できるようになりました。
なんかね、大人の胸がキュンとなるドラマができて
その主題歌とか挿入歌に吉田拓郎の新曲が流れて・・・
そんなことを期待する今日この頃。
それにしても、やまとなでしこの神野桜子は可愛かったなぁ。
続く・・
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