暮れていく
行く年くる年、様々人間模様。
本当に一年が早い。あっという間。そんな大げさな。
いや、本当に「あっ」という間に通り過ぎて行った2023。
来年は、現役会社員のラストイヤーだ。その暮らしっぷりが見えてこない。
だいたい、僕には「じいさん」の身近な見本がない。自分のおやじだったり
兄貴だったりが、先にじじいになるので、それを見て参考にするんだろう。
親父も兄貴もじじいになる前に、おじさんの段階であの世行きなので
僕には見本がない。いや、そりゃ叔父とか先輩とかいるけれど、違うんだな。
まぁ、やっぱり参考とすべきは、吉田拓郎ってことになるんだろうけどね。
60代の拓郎さんが語っていた「調子のいい日が永遠に来ない気がする」っていう
表現が、今僕に当てはまっている。
以前はすぐに回復してたあちこちの痛みが、ずっと尾を引いて治らない。
変化することに対応するのに時間がかかる。あぁ、若かったらなぁと
思う事が極端に多い。そしてそれをまぁしょうがないかと済ませてしまう。
真夜中のタクシーの会話で「大人になってみたかったけど大人になったら
ちっとも楽しくない。年をとるってあんまり楽しくない」ってのがあったけど
まさに、今それを実感する。
時を重ねてわかることがある。わかりすぎることもある。
だけど、失ったものも数知れず。そんな2023の暮れ。
元祖拓郎ですと自己紹介していたのは、作家の神吉拓郎氏だった。
拓郎ファンの卓郎ですと、言ってかな?森永卓郎氏。
昔から一番頼りない経済アナリストとして認識はしていた。
いや、だいたいテレビでもラジオでも相手に論破されてるもんね。
橋下徹に論破されて、泣き顔になっちゃったのは忘れられない。
年収300万時代と言いながら、それ稼いでいたのも忘れない。
そもそもお坊ちゃまだからね、森永さん。じゃなきゃ、ちっちゃい頃から
あんなにミニカーとか集められないでしょう。
だけど、嫌いじゃないよ。むしろ好感を持っていたのです。
なぜなら、「オタク」だから。ただのオタクではない。
立派な拓郎オタクだからだ。君も僕も森永も、みんな好きだよね 拓郎が。
いや、あの吉田拓郎を語る森永卓郎の熱さ。きっとこれから辛い治療が
待ち受けてるんだろう。だけど「人生を語らず」を頭の中でガンガンかけて
頑張れと思う。クレバーな男が分の悪いケンカに挑戦してるんだ。
これを応援しない奴はいないだろう。
今年は巡り合わせで11連休。八日の成人の日まで休みかと思っていたら
八日から出勤だった。たぶん七日の夜は、パーフェクトブルー。
夏休みが終わっちまう子供の気分を思い出すだろう。
来年の初詣も毎年のごとく榛名の神様に皆さんの無事と
そのニューアルバム成功を祈願してこようと思う。
まぁ、グダグダと綴った2023最後の記事。
どちら様も、どうぞよい新年をお迎えください。
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