季節は巡る。
一つ訂正させていただこうと思う。
前記事中の”言上”は、言い方が違うなと気が付いた。
それを言うならば”奏上”ではないかと。
夏が終わらない・・・と思っていたら、いきなり晩秋のような空気感。
いくらデジタル時代とはいえ、自然の移り変わりは、アナログが良い。
人間は着たり脱いだりで調節できるけど、動物は対応できないよ。
猫は、この寒くなる感じを察知して、外へ出て行こうとしない。
素晴らしい対応力だと思うよ。
先ほど大橋純子さんの訃報を知る。いやいや、ついこの前までは親世代の訃報に
時代を感じたけれど、今年は兄貴姉貴世代の訃報に触れる。
大橋純子さんなんて、姉貴世代と言ってももう同世代と言っても感覚的にいい感じ。
平均寿命は飛躍的に伸びてきたって言うのに、なぜかこの音楽に携わってきた方々の
旅立ちが早すぎる気がする。
永遠なんて言葉は嘘っぱちだけれど、せめてそいつが嘘だなんて気づかずにいさせてもらいたい。
笑えさとりし人ヨ そんな気分です。
しかし、なんですななぁ、街から吉田拓郎の文字が消えてはや一年になろうとしてるのに
まだ、ラテ欄で吉田拓郎の文字列を探し、ターンテーブルには”ahー面白かった”をのっけたまま。
時々、散々こき下ろしたLOVE2の最終回を再生して、何かの間違いで、もしかしたら、ひょっとしたら
うっかりまたやろうかな?なんて気分にならねぇかなと願ってる君。そう、君だよ君。
安心してくれ、僕も同じだ。みんな同じだ。
永遠に同じだ。
今日もまた僕はさすらえず、君もまた旅立てないでいる
岡本氏の言葉が突き刺さる。
そうは言っても、廃線になったローカル線の小さな駅舎にたたずむ気分は、悪くない気もする。
まぁ、グダグダと言っても、吉田拓郎抜きで一年生きてきたのだ。
大丈夫、来年もこの調子で行けると思う。
今年も残り一月半。やり残したことをやろうと思ってます。
次の更新は・・ひょっとしたら暮になるかもしれん。
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