のど自慢
日曜の昼時、久しぶりにテレビを見る。天下のNHK。
素人のど自慢が始まった。妙に無理してる感の強いテンションバリ高の
アナウンサーが、ゲストを紹介して、さっそくトップバッターがマツケンサンバを
歌い出した。まぁ、鐘一つレベル。そのキャラで予選を合格したのだろう。
いや、しかし、噂には聞いていたが、生バンドのなくなったのど自慢。カラオケののど自慢。
これじゃない感が、半端ない。
生バンドを従えて、下手は下手なりに、プロ並みは大向こうを唸らせる。
これが、素人のど自慢じゃなかったのか?だいたい素人が生バンドをバックに歌うなんて
そうある事じゃない。それが、カラオケだよ、今は。
NHKさん、違うんだよねぇ。歌う素人のレベルに合わせて、変幻自在の生バンド。
そして、落ち着いた調子で出てくる素人さんに、その時の最高のパフォーマンスを
出させようとするアナウンサー。
いまはさ、アナウンサーが一番目立つ。
もしも、紅白歌合戦がカラオケになって。出てくる歌手も口パクだったら・・・
あぁ、もうすでにそういう事もあったけれどね。
拓郎さんが紅白に出演した時を覚えてるかい?そうそうたるメンバー。
まぁ、普段のツアーではまずないよね。ベースはあるけれど。若干のミスマッチ感は
あったにせよ、新鮮で記憶に残る。
素人のど自慢で素人が生の演奏にのせて歌うってのは、あの時の拓郎さんと一緒なんだよ。
出てくる素人さんは、人前でカラオケで歌ったという思いしかない。
生バンド復活を切に願う。
そのあとに、WANGAN LIVEを見ていたら、あぁやっぱり吉田拓郎は
LIVEが似合うと、あらためて認識した次第であります。
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