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2022年2月21日 (月)

洗濯機

この土日は、電器の量販店巡りに忙殺された。

14年使ってるドラム式の洗濯機が、終焉を迎えるかもしれない。

特に洗濯できないないわけではない。エラー表示もない。でも、確実に

終焉へと向かってるのがわかる。脱水したTシャツの水分の残りが、以前より

確実に多くなってる。干したときにわかる。

頑張ったけど、もうこれ以上回せませんと、洗濯機が言い放つ日がやがて来る気がした。

いろいろ回って、いろいろイライラしたり悩んだりしたが、結局最後に行ったお店で

納得価格で買えたので、まぁ良かったよ。

今度の土曜日に我が家にやってくる。

今度のは、乾燥に力が入ったメーカー自信作らしい。スタイルもおしゃれ。

これで、もう洗濯を干して取り込むから、一気に乾燥までと企んでいる。

洗濯機置き場でしばし、新しい洗濯機を置いた画を想像してみた。

しかし、そこにはまだ14年も頑張ってくれたドラム君がたたずんでいる。

そうだ、彼には本当に頑張ってもらった。まだ母親が家で介護を受けていたころに

一日に何度も汚した衣類を、夜頑張って何度も回ってくれて、朝までに乾かしてくれたドラム君。

くるくる回っているのを、正面の窓から眺めていると、なぜか無我の境地になる。

くるくる回って、汚れを落としてくれている。そいつを眺めていると、僕の心もくるくる回して

いろんな汚れちまった今日や昨日やおとといをきれいにしてくれたらなと思ったり。

 

若い連中の音楽は魅力的だ。老いた我々にも魅力的だ。そして刺激的だ。

老いた心に必要なのは、突き刺さる刺激と輝いてる魅力だ。何より”新しい”ってのは

その両方を持っている。古い船が老いた心ならば、そいつを動かせるのは”新しい”水夫だ。

最後のアルバムの噂は見聞きするけれど、いまだ僕は、覗こうとは思わない。

今までで、最高なはずはないからね。古い船をそう古くもないけれど新しくもない水夫が

動かしている。僕がずっと前に思ってた「若い奴らに吉田拓郎をいじらせてみたら面白い」とは

ちょっと違う方向で、最後を迎えそうだ。

吉田拓郎をリスペクトしない連中が、吉田拓郎をいじくる。僕らのイメージを粉々にして

吉田拓郎を作り上げていく。まぁ、10年前だったら面白かっただろうけどね。

最後のアルバムとやらを聞いた後で、新しいドラム式の洗濯機で僕の心を、くるくる回してみようかな。

ああ、でも最新の技術満載の洗濯機でも、しみ込んだ吉田拓郎は、落ちそうにもないな。

 

さて明日から第二章。

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