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2020年5月18日 (月)

翠江堂のいちご大福

孤独のグルメという番組をご存じか?

まぁ知ってることを前提にお話ししますがね。

主人公の個人経営の貿易商「井之頭五郎」が一人でいろんな店に

入り食事をするという、グルメドラマですな。

で、この井之頭氏、意外と甘味好きで、お汁粉とかお饅頭とか

ドラマ前半で必ずふらっと入り、例えば饅頭ならば、一個くださいと

言っては、ここで食べてっていいですかと尋ね、お店の中で食す。

後半のグルメ本編より、こちらの方がうらやましい。

どうもね、饅頭一個買う勇気がないよね。本当は一個でいいのよ。

だけど、4個とか6個とか買っちゃうんだな。

日持ちすればいいけれど、旨いものほど、賞味期限が短い。

一個買う図々しさが、今一番欲しい。

 

東京は永代通り、八丁堀から深川に抜ける時、気になる店があった。

ちょうど新川あたりか。翠江堂というお店だ。

小さなお店なのだが、いちご大福のポスターが常に貼ってある。

当然ググる。なんでも、いちご大福では都内で一番とか。

一度気になり始めると、通るたびに気になる。ただ、タイミングの妙で

いつも車を止めるスペースが、近辺にない。横目でポスターを見ながら

次はきっとと、その場を離れるのだった。

先日のことだ。時間的にいつもより早めにそこを通ったら、まるで

ここにお停めくださいとばかりに、道路の端が空いていた。

こういう時に、逡巡しないのが僕の持ち味。とりあえず停めよう。

車の中から、お店を覗くと店員さん以外に誰もいない様子。

おっさんが、いちご大福一個くださいというには、このチャンスを

逃したら、一生は大げさだけど、そうあることではないだろう。

 

解放された引き戸を入ると、ガラスケースの向こうに店員の女性二人。

もう買うものは決まっている。しかし、一応選ぶふりを・・

これがいけない。店員さんは、4個入りの箱を持って待ち受けていた。

それが、視線に入った瞬間、いちご大福一個くださいというフレーズは

セブンスターショーの襟裳岬の時のように、頭の中から抜け落ちた。

「すみません、いちご大福5個ください。あっ、一個はそのままでいいです」

いいよいいよ、4個入りは普段お世話になってるマダムTに送ってあげよう。

しかし、店員さんはそれはできないよと、人の脳裏を見透かす能力が

あるようだ。「お日持ちしませんので、本日中にお召し上がりください」

うっ、先に言ってくれ。祭りのあとなら拍手ものだが、後の祭りではね。

 

確かにね、セブンのいちご大福とはちがいますよ、明らかに。ええ、お値段も違うし。

でも、一個でよかったんだよ。レジでお釣りをもらうときに、ちらっと見えたのは

二個用の紙箱。そんなのあったの?

店員さん、なぜ、その箱を持って対応してくれなかった?

車の中で、孤独のグルメ。確かにうまい。甘すぎないあんこが絶妙だ。

そして薄く延ばされてる皮。完璧ないちご大福。でも後の4個は食べきれない。

会社にもどりお客さんと、荷物なんかの処理をしてたら、

例のあいつが、そう、あいつだよ、Mちゃんだよ。鼻を利かして

現れた。こういう時は、なぜか知らん顔しない。目があったので

手招きして、「これ分けな」と手渡しあてあげた。

僕は当然、デスクを囲む年季の入った「女子」の方々と

わけるもんだと思ってたが・・ おうちにお持ち帰り・・

おうちで家族と分けたらしい。いや、そうじゃないでしょ。

あそちゃんさんて、いいとこあるわよねーと、言われたいのもあって

そこで分けてほしかったのに。

君の家族に良く思われようとは、思ってない。

「すっごい、おいしかったです」との評価。当たり前だろ。

 

それにしても、誰が考えた?いちご大福。この組み合わせ。

大福といちご。阿久悠の詞に古賀政男が作曲するみたいだ。

最近はシャンパンいちご大福なるものも人気があるらしい。

しかし、それはやりすぎ。6個5,000円もする。だめ。

やはり大福の範疇を越えてはいけない。大福としての使命。

それは、お茶なんぞと組み合わせて、心にほっとした一瞬を

生み出すものでなければね。食べるのにビビったり、緊張したり

それは大福ではないよね。

拓郎さん、「フキの唄」もあるんだから「いちご大福の唄」ってのも

作ってくれないかな?甘いもの好きになったって、ここ数年言ってんじゃん。

いまみんな若干の余裕ができたから、いちご大福くらいの

贅沢は許されてもいいんじゃないか?って内容の唄を。

僕は 大福が大好きです 毎日でも食べたくなる

大福は白だけじゃなく ヨモギの大福も大好きです

僕はいちごも大好きです あまおうなんて最高です

この二つがドッキング 何も言う事はなくて

大好きです

 

まぁ、ここは普通の拓郎ファンのページではないですから。

作者が一番心得てます。こういうのにお付き合い願えないとね。

大丈夫、君のところに会報誌はちゃんとくるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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