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2019年5月28日 (火)

30年前のフィクション

さて、インターネットというものは、便利なようで

便利だけどなくてはならないものになったけれど

それでも、時々大きなお世話なんだよなと思うことがあります。

先日の記事で、中村雅俊さんを文字列に入れたら、早速

検索ロボットが反応して、ちらほらと中村雅俊ファンの方が

覗かれていったようです。ごめんよー、反応させて。

しかし、よかった。悪口なんか書いてなくって。

 

僕は、インターネットより前の、パソコン通信時代からの

住人なんだけど、あれから35年以上たって、まさに隔世の感あり。

先日も、物置を片付けていて、昔の資料がドカンと出てきました。

いろんなのがあったんだけど、懐かしかったのは、ワープロソフトの

取説ですな。A3の薄い紙に、まぁ、いろいろ印字されてるんですよ。

その文字が、16ドットで(わからない場合は置いていきます)ブロック体と

言えなくもない文字で簡単な使い方が書いてあります。

当時のパソコンはPC-8801。これに、テープレコーダーをつなぎ

ワープロソフトはカセットテープでした。カセットに記録させてある

プログラムデータを5分とか10分かけて、パソコンに読み込ませ

ようやく、ワープロが立ち上がるという代物です。

しかも、漢字変換はほとんどが単漢字変換という、恐ろしいものでした。

しかし、これでも、当時はほんと、嬉しかったです。

拓郎さんのアルバムをカセットにダビングして、ケースのインデックスカードに

タイトルとか曲目とかを書くわけですが、僕はまぁ、字が下手。

それが、コンプレックスなのです。僕の名前を、人が奇麗に書くのを

ものすごく嫉妬するのです。自分の名前を自分よりうまく書かれると

なんだか、ものすごく悔しいのです。でも、しかたない。

そんなわけで、ものすごく活字に憧れてね。

このおもちゃみたいなワープロソフトで、いろいろプリントアウトして

カセットのインデックスカードに合わせて切り、ケースに収めましたねぇ。

それから、何年もしないうちに、高機能なワープロソフトが誕生し

僕の、カセットケースもそのたびにバージョンアップして、見た目

かっこよくなったものです。

今は、CDをナビに入れると、自動的にナビのHDDに録音され

ディスプレイには、中身がばっちりと表示される。

あの頃の苦労は、いったい何だったんだろうと、思うのです。

もっと言っちまえば、CDどころかダウンロードすれば、媒体なんてなくても

スマホとかから拓郎が聞こえちゃう。なんだかなぁと思うのです。

いいか悪いかはともかく、便利なのは本当に便利。

それが、正義かというとどうなんだろう?

大型連休に物置を片付けようと、したのです。がしかし。

物置には、LPレコード(拓郎さん以外にもいろいろあるのですが)が

箱に詰め込んであります。あっ、これ聞きたいなと思うのもありますが

ビデオテープと同じで、再生するものがない。残念。

 

しかしね、ちょっとかび臭いLPレコードには、溝が2重になっているのです。

レコード本来の音の層と、レコードを買った時代、あの丁寧にレコード針を

盤面に落としたドキドキした感じ、何度もレベルを調整してカセットに録音した苦労。

そして、そのカセットを車に積み、里美ちゃんを乗っけて、

これまた、ドキドキしながら走った134号線の腰越あたりの

当時ではこじゃれたレストランのロシアンティーとアメリカンの

あの思い出が、その上に記録されてるんですな。

ついでに言えば、あの時は「あいつの部屋には男がいる」をかけてたな。

あぁ、でもこの時は、インデックスは手書きだったけど。

 

片付け物の途中で、こういう思いに更けちゃうと

当然片付けはストップなのです。大型連休にすっきりと片付ける予定だった

我が家の物置2棟は、いまだに人から見たらゴミだらけ。困ったなぁ。

 

なんの話だったっけ?

 

そうそう、パソコン通信時代から見たら

とてつもない進歩ですねということでした。

そして更なるAIとかなんとか、どんどん進歩し続けて

10年後20年後はどうなってるのかねぇ。

 

一つ言えることは、それが楽しいかというとそれは違うなと。

どっちが楽しいかというと、30年40年も前の方が、やってて

ずっと楽しかったですよ。何をするにも面倒だったけど

面倒なことってのは、きっと楽しい前段階なんだと思います。

 

何かをする、その結果が出るまでに間が空く。

その間が、いろんな空想をさせてくれる。

空想っていうのは、唯一、自分の思うようになるものだからね。

結果は、たいてい空想に反して・・の場合が圧倒的に多い。

結局、自分の思うようにならないのが世の中だってことに

気が付くわけです。辛いけれど楽しかったですよね。

とはいっても、もう一回戻って、「祭りのあと」を聞くところから

やり直すか?と言われたら、それは、それでお断りさせていただきますが。

 

今を例えていうならば。

何も考えず、ただ言われたように、タッチして入力して

決定を押して・・便利だけど楽しくない。

ほら、未入力の必須項目に気が付かず、何回も決定キーを

タップして、なんで受付できないんだよーと、嘆いたことあるでしょ。

そういうことですよ。

 

さて、宇都宮。

まさかゲストに、U字工事は

呼んでないよね。

 

 

 

 

 

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