それをいっちゃぁ・・ってこともあるよね。

有給届けを出し、予定表に僕の休みが記入されました。

理由は特に、言った記憶はないけれど、無意識のうちに

いえ、本当に無意識で、最後になるかもしれないと言われてる

吉田拓郎をちょっと拝みに、名古屋へ行くというような事を

口走ったらしいのです。

今日も、帰りがけ「休み取ったんですか？吉田拓郎らしいっすね」

ほっとけ、俺の生き方に口を挟むんじゃない！

というニュアンスを込めて「まぁね」と答えました。

「吉田拓郎って言えば、××ですよね」

いや、バツ２のことじゃない。最近になって公表したあの病気のことだ。

つまらないところで、有名になったもんだ。

正直、３月の告白は聞きたくなかったなぁと思うのです。

あの時公表しなかったのなら、最後まで言わない方が

良かったなぁと。

それは、言ったことによって、いろんな言い訳が

成り立ってしまう気がするのです。

そんなこともあったけれど、それは、一つの

エピソード。お前らは俺の歌だけを聞けと

言ってほしいのであります。

いや、病気の時、かみさんが僕をいつも

支えてくれて・・・

言いたい気持ちも、言われたい気持ちも

わからないんじゃないんだ。

でも、拓郎さんには、・・・・

ファンのわがままと、聞き流してくれれば結構であります。

わが身に置き換えると、昨年秋に風邪をひき込みまして

買い物もできずに、寝込んでいたのですが、ちょっと

熱が下がったので、なんか食べるものでも買いに行こうと

起き出して、まさに出かけようとしたとき、ひどくせき込みました。

そのショックで、古傷の腰部脊柱管狭窄症が復活。

痛みでベッドのわきで、寝たまま一歩も動けず電話機まで

たどり着けない。携帯も手が届かない。

こうやって、孤独死ってのはうまれるのか！と真剣に思いましたね。

まぁ、こうやって、つまらない文章を書いているので、

そうならなかったわけですが。

カミさんの支えはないので、せめて体の支えと思い

もうちょっとしたら、一度は母親のために取り付けて

外してしまった手すりを、復活させようと真剣に思うのです。

「吉田拓郎って癌だよね」と言った同い年だけど後輩のＳよ。

それ言っちゃおしまいだよ。